
退屈じゃないのは、オートバイだけなんだ。
片岡義男で始まったボクのオートバイライフ。
「彼のオートバイ、彼女の島」(1977年角川文庫)で、
カワサキのバーチカルツインに憧れてしまいました。
カワサキの650はボクの宝物です。

全長×全幅×全高 2135×850×1100mm
軸間距離 1420mm
車両重量 199kg
エンジン形式 空冷4サイクルOHV2気筒
総排気量 624cc
最高出力 53ps 7,000rpm
最大トルク 5.7kg-m 5,500rpm
タイヤサイズ 前3.25-19 後4.00-18

ダブル・グレードルの鋼管フレームに、直立2気筒のエンジンが、15リットルの燃料タンクの下に抱きかかえられている。ふたつのシリンダーの排気量を合計すると、624ccになる。車体ぜんたいの威厳のある重量感とバランスの良さは、いつ見ても安心感を覚える。気持を落着かせてくれる。シートの下のオイル・タンク。そしてエア・クリーナー、気化器、エンジン。2本の排気管のふくらみ。Yカバーと別体ミッション。マフラーと後輪のつりあい。
(ボビーに首ったけ(月見草のテーマ)/角川文庫/片岡義男1978)

エンジンは空冷4サイクルOHV2気筒。

水平に真っ直ぐ伸びた2本のキャプトンマフラー。

ドライサンプ方式。オイルタンクには650のエンブレム。
11年間乗ったオレンジタンクのW1SA。
クラブマンNo.241(2005.7)に載っております。




4サイクル2気筒で合計650ccに近い排気量を持ったエンジンは、夜の峠の冷気のなかへ、乾いた粘りのある排気音を、排気管から叩き出した。
(ときには星の下で眠る/片岡義男/角川文庫1980)

彼のオートバイ、彼女の島
片岡義男 角川文庫 1977年
バーチカル・ツイン・エンジンの振動と排気音だけが恋人だと思っていた彼。
だが、夏のあの日、浅間の輝ける入道雲を遠くに見る風の吹く丘で、彼女に会ってしまった。
ラブ・ストーリーがはじまった。
彼のオートバイは走る。
高速道路の地獄めぐりをあとに、陽ざしの強い山陽路を西へ。
そして夕なぎの瀬戸の小島の蝉しぐれの浜辺へ・・・。
爽快なフィーリングで、オートバイ狂の コウ と島から来た ミーヨ の、
夏の日の愛のふれ合いを描く長編小説。



