オーバーフローの原因はキャブだと思ったら、燃料タンクのベントが詰まっていることだった【1988 FLHTC】

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ついにリペイントしましたFLH !(今年7月の話しですが)
嬉しくなったので、BM編集部のMさん(上の写真の御方)や元ハーレーダビッドソンジャパンの●●さんらと
ツーリングに出かけました。今年8月の話しです。

外装を取っ払って組み直したのですから、だいたい何かしらのトラブル出るだろうなぁーって
覚悟していたんですが、燃料計やETCの配線が外れていて動かないなど些細なことだけで
再塗装による影響は大したものではありませんでした。

しかし、以前から不調だったキャブが、ぜんぜんダメでした。


なんと! キャブオーバーフローでレッカー【ハーレーFLHTC】

2013年5月、取材でブルスカに行く途中にオーバーフローして以来、イマイチ完調になってないんです。

ボクはキャブのオーバーフローというと、フロートバルブとバルブシートの間にゴミが挟まって、
フロートバルブがきちんとしまらず、
フロートチャンバー内にガソリンが入り込みつづけることによって起こる。
それしかないと思い、掃除したのですが治りません。

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この頃はだましだまし乗り続けていて、近距離を走るぶんには大丈夫だったんですが、
ちょっと遠出すると、やはりブリーザーからガソリンが出っぱなしになることが何度も。。。

ツーリングに行ったこのときも、
その場ですぐケイヒン・バタフライキャブのフロート室を外してチェックしますが、
やはりゴミなど挟まっていないのです。

そして組み直すと、またしばらく大丈夫。。。
その繰り返しですが、何度もなると心配ですし、同行者の迷惑なので、
山梨の勝沼からひとり、先に帰ることにしたのでした。


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ひとり寂しく帰京する途中、メーターだけがラッキーな感じになったので記念撮影しておきました。。。

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その後、何度もキャブを自分で点検しているうちにパッキンが切れたので新品にしたり、
少し遠出して、オーバーフローするたびにキャブと格闘する日々でした。
今年の夏から秋にかけての話しです。

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しかーし、とあるベテランのメカニックさんを紹介してもらい、その人のガレージに持っていくと
原因を突きとめてくれました!!

ガソリンタンクのベント穴が詰まっていて、
気化したガスが逃げれなくなってガソリンを押し出し、オーバーフローしてしまうとのことです!!
よっしゃーーー!!!

まず、ガソリンキャップを外したときに、ポンッとかシュッポとか音がする場合、
しっかりベントできないので、怪しんだ方がいいそうです。
たしかに、そんな音がいつもしてました。とほほ。。。

特に夏場、走って暖まっていくうちにガスが気化し、症状が出ることが多い。
走ってすぐは大丈夫、あるいはチョイ乗りだと大丈夫なのは説明がつきます。
いくらキャブをバラしても、治らないわけです。とほほ。。。

ツーリング先で症状が出たときは猛暑日でしたし、思い返すとガソリンを満タンにした後でした。
すぐにタンク内にガスが充満したんでしょうね。
フロート室をあけたとき手に触れたガソリンも熱かったことを覚えています。

そしてボクのエレクトラグライドには、ロワーフェアリングがついていて
風がキャブに当たりにくいのも、良くないとのこと。
本来ついていないロワーフェアリングですし、この際、外すことにしました。

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ボクのは88年のエレクトラグライドクラシック。
このときまだロワーフェアリング付きのウルトラクラシックはラインナップになく、
翌年の89年より登場します。


それから、心配なのでキャブを再度オーバーホールしてもらい、
インマニのラバーやイグニッションコイルも交換。

24ヶ月点検でするべきブレーキフルードなどもかなりの年月ほったらかしだったので、ついでに交換し、
ホイールベアリングも新品にしました。

そして思いがけず、さらに頭を悩ませたのが、リアシリンダーのプラグホールのネジ部に
ガタが出ていて圧縮が抜けているとのこと。

プラグ穴のしまりが悪いなぁって感じていましたが、深刻な問題だったようです。
これはヘリサート加工でネジ山を復活してもらい、難を逃れました。

とまぁ、1ヶ月くらい前にとりあえず走れる状態となり、もっと走り込んで、
ひとまず様子を見るという段階に。。。
キャブはオーバーフローしなくなったし、全体的にまぁまぁな感じ。

でも、いろいろと良くなってくると、ワガママになるのか「もっと良く!」ってなってきます。
アクセル開け始め、ホントにホントに開け始めのところ、開度1/8あたり。
たまにもたつく感じがあるのが許せなくなってきました。

そしてココから、ようやく今日の話し。
メカニックさんにメールで相談すると
「スロージェットを1つ上げてみては?」とのこと。

なるほど、そうか。。。
エアクリがノーマルではなく、吸入効率の良い K&N なので、もっと濃くして良いはず。
いま付いているのは52だから、55を試してみようというわけです。

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スロージェットが手元にないので、とりあえずスパークプラグをチェック。
前後とも、まぁ良好の範囲ですが、ちょっと薄いようなので、やはりスロージェットを上げたくて仕方がない。

そこらへんを含め、詳しいのは同じ年式・機種に乗っていらっしゃる
こちらのブログ「ハーレーと浮草のブログ」が素晴らしく、いつも参考にしています。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

http://88flhtc.blog.fc2.com/category2-1.html


オーナーさんはメカにも精通していますし、車体もキレイ。
ボクのように、すぐにプロに頼らず、ご自分で整備なさっているので情報量が豊富ですし、信頼できます。
ぜひ、いつか2台並べてみたいものです。

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それから、プラグコードがFLHなのにストレートタイプで
プラグを外すと同時に、工具にひっかかってポロッと外れてしまいました。

むむむっ!

燃料タンクに干渉するなどして外れかかっていたのかも!?
45度に曲がっている純正かテイラーを注文し、これも交換したほうがいいでしょう。

イグニッションコイルにコードをしっかり差しなおし試運転すると、おっとイイ感じ!
近所をぐるっと回っただけなので何とも言えないけど、まぁまぁなのかも。

次はプラグコードを新品にして、スロージェット55を試します。




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コメント

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有難う御座います

ガソリンタンクのベントの話と、ロワーフェアリングの件
とても参考になりました。
実際、私のタンクも、夏場は、シュボッと大きく鳴ります。
まだ直しておりませんので、その辺、お会いすることが有った際は、お教えください。
ロワーフェアリングは、とても欲しいのですが、88年には無かったのですねぇ。
愛機の情報が、少し少しと解ってくるのが、とても楽しいので、よろしければブログを通じ、これからも情報交換お願い致します。
リンクも有難う御座いました。
いつしか、同色・同年式の二台を、私も並べたいと思っております。
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