4/1からの高速道路料金体系、変更はありません

20100724freeway02.jpg

 いくつかのバイク雑誌のNEWSコーナーなどに書いたとおり、
4月から当面3年間の高速道路料金制度では、
前政権が確保していた割引財源(2兆円規模)を使って
平日の上限料金を普通車2000円、軽自動車・二輪車を1000円にするほか、
ETCを搭載していない車両も上限制の対象に加えることになっていました。

 これによって二輪車(軽自動車含む)は、
ETC搭載の有無に関わらず全日1000円割引きが適用されることになり、
高速道路がますます利用しやすくなるという
ライダーにとっては(賛否は別として)特筆すべき話題でしたが、
今回の大震災によって、それどころではなくなってしまいました。

 政府・民主党が、「震災復興には巨額の財源が必要で、
マニフェスト(政権公約)の主要項目も大幅に修正する必要がある」と判断したのは
テレビや新聞で報道されたとおりです。
 4月から予定していた高速道路の平日の上限割引きを見送るとともに、
高速道路の無料化社会実験についても規模を縮小する方向になりました。




autoby1105cs.jpg

 4/1発売の月刊オートバイ5月号(モーターマガジン社)では、
ギリギリまで原稿をひっぱって「平日2000円割引きの見送り決定」を
記事に盛り込むことができましたが、
締め切りが当然早く迫る3/27発売のハーレー専門誌
HOT BIKE JAPAN May 2011(バイクブロス)では、
どう転ぶのかかがわからない状態のまま入稿の締め切りを迎えてしまいました。

 HOT BIKEのニュースページは毎号必ず、内容にまつわるイラストが入るのがお決まり。
3/27発売のイラストは「ETC搭載の有無にかかわらずバイクは全日1000円!」
という内容ですでに発注し、出来上がっていました。

 しかしながら、震災後に高速道路の割引き財源を
復興財源に充てようというニュースが出てきたので、当然このイラスト通りの記事内容はボツ。

 結局、イラストの書き直しは間に合わず、記事の内容だけを急遽変更し、
「平日2000円割引きは見送られる見込み!」と、記事をさしかえたのでした。

 HOT BIKE JAPANの記事では「見込み」と文末につけて、
どちらに転ぶか読めない状態にあることを付け加えましたが、
とはいえ、発売後に決まったことと記事の内容が
結果的には違っていたという事態は避けたいのが担当記者のホンネ。(当たり前ですよね)
内容が書いたとおりになって、ボクはホッと胸を撫で下ろすのでした。

 とくに民主党政権になってからはこういう思いを頻繁にするようになっておりまして、
土壇場で話しが二転三転することが多く、
月刊誌などに書いた記事が、古い情報になりかねないかと絶えずヒヤヒヤしています。

 ご承知のとおり速報性はインターネットに譲るとしても、
やはり誌面のニュースページって、しっかりと事実を伝えたいと
編集部もボクは考えていまして、毎号
「早く入稿してくれないと、もう間に合わない!」
って編集部の泣きが入るまでギリギリまで粘って
最新の情報を記事にしようと心がけているわけです。。。

 あれ、記者(自分)の苦労自慢(!?)みたいなものに話しが逸れましたが、
そんなことはどーでもイイです。
 いま日本が置かれている現状を考えれば、高速道路無料化や割引き財源を犠牲にして、
復興のための財源を生み出すのは当然のことだと思います。
 日経新聞3/23付朝刊によれば、平日割引きの3年間実施を見送れば、
最大で3000億円程度の財源が確保できるとのことですからね。

 ただし、東北地方や茨城方面など被害を受けた地域に限っては、今後無料化するなど、
復興支援に繋がる何らかの措置がとられることを願いたいです。

 当分の間は無理かもしれませんが、東北地方の産業や観光業などが復旧してきたら
バイク乗りを含め、どんどん東北地方に行ってお金を使うべきだと思います。
 そんなときがきたら、東北地方の高速道路はぜひとも無料化あるいは大幅な割引きを実施し
地域の活性化に繋げて欲しいと思います。

 ですからボクは、被災した地域が復興したときの東北ツーリングを楽しみにしています。
不謹慎なんでしょうか、そんなことないですよね。
総延長600kmあまりの美しい三陸海岸を走って、新鮮な魚介類をいただく。
野菜や果物、牛乳やお米を買って、
エレクトラグライドのトップケースをお土産で満載にして東京に帰ります。
そんな日が早く来ることを願うばかりです。


■4月1日からの高速道路料金
・従来から実施しているETC搭載車を対象にした土日祝日の上限1000円割引きなど
 現行の料金体系→継続

・予定されていた平日2000円割引き→見送り



br_decobanner_20101102152703.gif



図解入門 よくわかる最新バイクの基本と仕組み (How‐nual Visual Guide Book)
青木 タカオ
秀和システム
売り上げランキング: 85286
おすすめ度の平均: 5.0
5 バイクに関心がある人なら手元に置いておいて損はない一冊だと思います





関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

まぐさん

ありがとうございます。
そういっていただけると嬉しいです。

ブログ記事読み応えありました。アオチジャーナル!頑張って情報の提供をお願いいたします。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。