【BMW G310R 試乗】大型免許不要、アンダー400でも「しっかりBMW」…青木タカオ

アンダー400cc、つまり普通2輪免許で乗れるBMW、それが『G310R』だ。車体サイズはコンパクトで気負わず乗れるサイズだが、タンクにボリューム感があるし、座面の広いシートやワイド気味なハンドルで、排気量のわりには車格はしっかりとしている。なのでライディングポジションにも窮屈さがなく、身長175cmの筆者が乗るとしっくりとくるから日本人の標準体型だと、まさに“ちょうどいい”といった印象。ダウンサイジングモデルであり...

【スズキ GSX-R1000R 試乗】「1000ccスーパースポーツは必要か」自信を持ってイエス!…青木タカオ

エンジン、シャシー、すべてを大刷新したスズキの新型『GSX-R1000R』を袖ヶ浦サーキット(千葉県袖ケ浦市)にて試乗した。リッター・スーパースポーツといえば、公道仕様であっても多少なりに手こずって、思う存分に振り回すといった感覚はまず得られないのがこれまでの正直な印象。しかしどうだ! このニューGSX-Rは扱いやすく、ロードレース未経験者の筆者でもアクセルを積極的に開けていけ、バイクをグイグイ寝かしていける。...

【BMW S1000RR 試乗】コントロール性の高さと安心感が、もっと攻めようという気にさせる…青木タカオ

ヨーロッパの新排ガス規制ユーロ4に適合させたエキゾーストシステムによって、アンダーカウル後端をカットし、車体色も新しくなった2017年式『S1000RR』に、富士スピードウェイで乗った。リッター・スーパースポーツというとスパルタンな乗り味で、手強くて扱いきれないという印象を抱きがちだが、S1000RR は不安なくアクセルを開けられ、車体を寝かせていけるから、いつの間にか走りに夢中になってしまう。水冷DOHC4バルブ並列4気...

【BMW HP4 RACE 試乗】最強・最高峰マシンはサーキットビギナーにも楽しめる…青木タカオ

なんという軽さとパワーだ! これがメインフレームとホイールをカーボンファイバー製にした超軽量・最高峰スペックを持つマシンなのだ。決してフルスペックを出し切ることはできないけれど、レーシングライダーでなくともサーキット走行と、その高性能を心底楽しめる!!世界限定750台生産の超プレミアムモデル、BMW『HP4 RACE 』に富士スピードウェイで乗った。そのお値段、なんと1000万円である。この夢のような試乗は、BMW Motor...

【ホンダコレクションホール 歴代カブ試乗】歴史的大ヒットも納得…初代スーパーカブC100

日本の経済発展を支え、多くのライダーから愛されているホンダ・スーパーカブ。その初代が発売されたのは1958年(昭和33年)のことで、その名は『スーパーカブC100』であった。ツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町)内にあるホンダコレクションホールには、約350台もの二輪、四輪、汎用製品が展示されているが、もちろん『スーパーカブC100』も大切に所蔵されている。今回なんと、エンジニアの手によって走行可能な状態にある...

【ホンダコレクションホール 歴代カブ試乗】これが原点…1955年製 F型カブ

一生の想い出になるような、たいへん貴重な体験をさせてもらった。ツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町)内のホンダコレクションホールが動態保存するホンダ『F型カブ』を、あろうことか自ら走らせることができた。昭和30年、1955年製の原動機付き自転車。博物館でしか見たことのないたいへん貴重なお宝であるのだから、それはもう、ただひたすら感動するばかりだった。コレクションホールの職人たちが整備したF型カブは、高級...

【ホンダコレクションホール 歴代カブ試乗】ムンムンと漂う60'sホンダレーシング魂…スポーツカブC110

ホンダ50ccスポーツはここから始まったのだ。1960年製の50ccと聞いて、ノンビリしたものだろうと思っていたが、ナメちゃ困ると言わんばかりにエンジンは元気よく回るし、走りは軽快そのもの。ハンドリングはその名のとおりスポーツバイクそのものといった印象だ。そりゃそうだ、カブといっても同じ頃に売られていた『スーパーカブ C100』(1958年~)とはまったく違う専用設計の鋼板バックボーン型のフレームを採用し、OHV単気筒エ...

【ホンダコレクションホール 歴代カブ試乗】NHK朝ドラで畦道を疾走する噂のバイク…ポートカブC240

なんと可愛らしい! 次に乗ったのは1962年製『ポートカブC240』。いま放送しているNHKの朝ドラ『ひよっこ』にも登場しているから、マニアの間ではちょっとだけ話題になっているのだ。有村架純演じる主人公(みね子)の叔父さん(宗男)が乗ってくる、あのバイクこそがこのポートカブ。前後17インチのスタンダードに対し、こちらは前後15インチで足つき性を良くし、レッグシールドを小型化するなど廉価版として売られた。なお、「...

【ホンダコレクションホール 歴代カブ試乗】ライフルを構えつつライド!?…ハンターカブ

取り回しやすさや経済性などに優れるスーパーカブに、アウトドアイメージのスタイリングと装備を施したレジャーモデルが『クロスカブ』。日常での使い勝手と遊び心の融合が楽しいバイクで、2013年からホンダのラインナップに名を連ねている。そのルーツはここにある、根強いファンを持つ“CT系”だ。CT系は北米からの要望に対応し、レジャーや狩猟、牧草地などでの使用に耐えられるよう1961年に生み出された。「ハンターカブ」と総称...

【ホンダコレクションホール 歴代カブ試乗】静かで丈夫! 子どもの頃に慣れ親しんだ姿や音

高性能で扱いやすくて燃費がいい。しかも丈夫で壊れないという魔法のエンジン。それが50年も前から当たり前すぎて、誰も気付かないほどになっていたのだと乗りながら思った。『スーパーカブ』だ! 1966年(昭和41年)製の『C50』である。初代『スーパーカブC100』(1958年=昭和33年発売、OHV50ccエンジン)がデビューしてから6年が経った1964年(昭和39年)。生産累計台数400万台突破目前という好調なセールスを続けていたが、ホ...

【KTM 690デューク/R 試乗】コーナリングの楽しさに思わず頬が緩む…青木タカオ

軽快なフットワークでイメージ通りに車体を傾けられ、旋回中も思うがままにコントロールできる。この自由自在に操れるライディングフィールこそが『デューク』の真骨頂だ。特に旋回力が高い。狙ったラインを外さないし、コーナリング中に欲張って、もっとバンク角を深くとってインへ入り込むことだってできてしまう。コーナリングを駆け抜ける歓びとは、これを言うのだろう。思わずヘルメットの中で頬が緩む。最新型『690デューク/...

【KTM 1290 スーパーデュークR 試乗】凄まじいパワーをスタイリッシュな車体で気持ちよく楽しめる…青木タカオ

スタイリングが示すとおり走りも過激だが、サーキットでの試乗であったからなのか、意外にもアクセルをどんどん開けていけ、獰猛すぎて手に負えないというわけでは決してない。足まわりとエンジンのバランスがよく、軽快なハンドリングと、75度Vツインがもたらす最高出力177psのハイパワーを気持ちよく楽しめるのだ。もちろんパワーは凄まじく、淡々と流しているだけで公道ではあり得ないハイスピードレンジに達してしまう。この強...

【KTM 390デューク 試乗】見てウットリ、走りのアツさと先進技術も魅力…青木タカオ

トレリス構造のメインフレームに、最大トルクを5.7%アップした水冷シングルエンジンを搭載。スリムで見るからにスポーティな車体はお馴染みだが、11リットルだった燃料タンクの容量を13.4リットルに拡大するなどボディワークを刷新したほか、ヘッドライトを4灯LED式としフロントマスクをより個性的にしているのが目を惹く。新作シートは高さを830mmとし、従来より30mmほど上がったが、ニーグリップしたときの車体のくびれがスリム...

【KTM 250デューク 試乗】フルバンクが楽しい、自在に振り回せるコーナーロケット…青木タカオ

これぞライトウェイトスポーツと言わんばかりの軽快感ある佇まい。フロントマスクがより低い位置にあり、対照的にテールが跳ね上がったクラウチングスタイルの車体は新しさに満ちあふれると同時にデュークらしさもある。単気筒モデルならではのスリムさがありながら、タンク部が左右へ豪快に張り出した迫力あるボディラインもスタイリッシュだ。開発コンセプトに掲げた「ザ・コーナー・ロケット」という言葉どおり、コーナリングが...

【SMW RS125R 試乗】待望の“原付2種”フルサイズオフローダー…青木タカオ

「125ccのフルサイズオフローダーが欲しい」って声をよく耳にする。そういえば、昔は当たり前のようなにたくさんあったフロント21、リア18インチの足まわりを持つ、原付2種免許で乗ることができるデュアルパーパス。経済性に優れ、街乗りやツーリング、オフロード遊びやエンデューロなどオールマイティに楽め、いつの時代もビギナーからエキスパートまで幅広い層に愛されてきた。国産ラインナップには見当たらないが、イタリアの名...

【ホンダ CBR250RR 試乗】近年稀にみる「バカ売れ」には理由がある…青木タカオ

発表後わずか3日間で、年間販売計画台数3500台を上回る受注数を記録するなど近年希に見る大ヒットとなっているホンダの新型車『CBR250RR』。好調なセールスが示すとおり、その実力もまた噂どおりだった。メディア向け試乗会は八ヶ岳にて開催されたのだが、レッドゾーンのはじまる1万4000回転まで一気に吹け上がる並列2気筒エンジンは爽快感があって、周辺のワインディングでは終始「なんて楽しいんだ!」と思いながらスポーツライ...

2017年の大注目マシンであるホンダ CBR250RRに迫る

激戦区となり市場が活性化している250ロードスポーツ。ホンダが決めの一手としてリリースしてきたのが、このCBR250RRだ。新設計の鋼管トラスフレームにダウンドラフト吸気のDOHC4バルブ直列2気筒エンジンを搭載し、クラス初のスロットル・バイ・ワイヤシステム(電子制御スロットル)をはじめ、3段階のライダーモードやLEDデュアルヘッドライト、左右非対称形状のアルミ製スイングアームなど、ライバルとの差を明確にするリッター...

【ハーレー ストリートロッド 海外試乗】“使える”ミドルの領域がありがたいんだよなぁ…青木タカオ

シンガポールでの試乗と聞いて、最初は交通量の多い都市部のみでクルマの間を縫うようにして走りつつ、ひたすらストップ&ゴーを繰り返すばかりだと思ったが、実際はそうではなかった。東京23区ほど、琵琶湖くらいの面積しかないシンガポールだが、片側4車線のハイウェイはあるし、森林の中を気持ち良く駆け抜けるワインディングだってある。都会を抜け、高速道路に乗ってワインディングへ。日本の大都市に住むライダーの休日を凝...

人気の“カフェレーサースタイル”をクローズアップ!現代流にアレンジされた、最新カスタムモデルも登場

「ちょっと気晴らしに、オートバイに乗ってこようか……」ライダーなら誰もが日々苛まれるこの心情、それは今に始まったことではない。いつの時代も、思い立ったら走り出す。それがバイク乗りの性分であり、やめられない習慣の一つ。休日の早朝から、山や海へツーリングに出掛けるのももちろん素晴らしいが、夜のふとした瞬間にひとりヘルメットを持って駆け出すのも最高の気分転換。老若男女を問わず、バイク乗りは皆それを知ってい...

話題の新作Vツインの鼓動に酔いしれる!アメリカで感じたミルウォーキーエイトの乗り味

アメリカ・ワシントン州タコマで昨年開催された、新作エンジン『ミルウォーキーエイト(Milwaukee Eight)』搭載モデルのプレス向け試乗会。日本からも、モーターサイクルジャーナリストの青木タカオさんがこれに参加した。ワインディングが続くオリンピック国立公園をメインに、2日間で400 マイル(約640km)を走破したテストライドの模様をレポートしてもらう。話題の新作Vツインの鼓動に酔いしれる!アメリカで感じたミルウォー...
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